TSK株式会社

menu

技術紹介

鉄触媒による有機合成技術の商用利用は、これまで困難であるとされてきました。しかし、2004年、東京大学助教授であった中村正治(現 京都大学教授および当社CTO)は、独自に設計・合成した鉄触媒と配位子との組み合わせなどにより、望みの反応性が引き出せることを発明しました。2017年には既存のパラジウム触媒技術では不可能な分子構造の構築に成功し、電子材料および医薬品の合成に重要な反応を開発しました。

プラットフォーム技術:鉄触媒反応のカギとなる”電子・スピン状態の制御”

有機合成における鉄触媒の歴史

ソリューション

独自の反応制御技術に基づき、特徴ある当社オリジナル化合物群を創出し、各種市場における課題解決を図っております。性能・コストといった従来の産業で重視されてきた指標だけでなく、環境的視点でも付加価値を顧客に提供します。